第十二回特集 塚田耀太さん
- lily1209lily
- 2015年3月27日
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AIM 塚田耀太さん 今回取材させて頂いたのは、Teen for 3.11の発起人である、慶應大学の塚田耀太さんです。 Teen for 3.11という団体は、全国の高校生に対し、東北をしり、復興に関わる仕組みを作っている団体です。 塚田さんがTeen for 3.11の立ち上げを考えたのは2011年の12月からだそうで、最初は3人からだったそうです。 塚田さんが東北に深く関わるようになったのは、みちのくcaravanという東北写真展団体が始まりだったそうです。 元々写真が好きだった塚田さんは、そこで東北に関わる機会があり、「東北に関心があるけど行かない」などの関東の10代の現状を知り、TF3を創設したそうです。 TF3の主な活動として、高校生を東北に連れて行くツアー、東北のことを知ってもらうための冊子作り、東北以外で出来る料理教室等のイベントがあります。
取材当日。。。 村井「NIKONのD5500が出たんでD5300の型落ち狙ってるんですよ。」 塚田さん「僕はD7000を使っていて。最近D750を買ったんですよね。」 村井「三桁買ったんですか!!」 塚田さん「やっぱりフルサイズはいいです。」 AIMメンバー2人「…」 村井的に順調な滑り出しでした。 塚田さんはTF3を立ち上げた後、ASHOKA YOUTH VENTUREに参加したそうです。 「塚田さんにとってアショカってどんな存在でしたか?」 「んー、参加してる時と終わった今とは感じ方が違うけど。参加している時は『安全地帯』だったかな」 「『安全地帯』といいますと?」 (この時僕は完全に『ワインレッドの心』を歌う玉置浩二しか頭に浮かびませんでした) 「誰かが定義したんだけど…リーダーって孤独じゃないですか。そのリーダー同士の横の繋がりを作ってくれるんですよね。孤独にならない、っていう意味で『安全地帯』」 そのコミュニティも原動力の一つだと言っていました。 「それが今は違う感じ方なんですよね?どういう感じなんですか?」 「弟や妹がいる場所。笑」 「今、東北内外で色々な活動が起こってるじゃないですか。それについてどう思いますか?」 「いいんじゃないかな。笑 ガチ勢と楽しむ勢の境はつけた方がいいかとは思うけど、でもガチ勢だったら法人格なんかも取るだろうし。」 「塚田さんは今teenの活動に関わっていないんですか?」 「ASHOKAの任期があった去年まではやっていたんだけど、今は全然。」 「今やっている子達になにかありませんか?」 「今年で震災から4年だよね。僕らにとっての広島みたいに、戦争を知らない世代に受け継いでいくことってすごく大事で、実は東北もこれからもっと需要が出てくると思う。だから、4年経ったからこそもっと活動できると思うから、頑張ってもらいたいです。」 塚田さんは、(取材当時)英語でのプレゼンテーションをしなければいけないようで、それが少し危機的だとおっしゃっていました。 そんな塚田さんに最後、将来やりたいことを聞いてみました。 「別に職業とかにこだわりはないけれど。日本人の約1/4は生涯で精神疾患にかかるといわれていて、そのうちの7割の人にカウンセラーや医者がついていない。要するに、1人で苦しんでいる状態にある。僕はその7割の人たちに何らかのかたちで関わっていきたい。」 以上、Teen for 311発起人、塚田耀太さんでした。 Writer:村井旬
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