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第七回特集 三品まあささん

AIMの村井です。

今回は宮城県多賀城市の多賀城高校三年、三品万麻紗にインタビューして来ました!が。 自分で言うのもなんですが、とてもゆるく、これは本当に取材なのか?という具合のインタビューを、2時間弱してきました。

私とまあさは、2013年夏に行われたTOMODACHIsoftbankリーダーシッププログラムというプログラムで、三週間アメリカに行きました。

アメリカで感じたまあさの印象は、とっても「キラキラ」してました。 「キラキラ」以外の表現がうまくできません、「キラキラ」してました。 なんで「キラキラ」を感じたかというと、まあさが自分の好きなことに突っ走っていたからだと思います。

まあさの好きなこととは、映像でした。

まあさは今まで二作も映像を制作しており、youtubeでも公開していて、二作合わせての再生回数が約8000回と、とても多くの人の目に触れています。

アメリカで、その一作目である「from311 声」を、プログラム参加者である高校生100人とピクサーで働く日本の方の前で上映する機会がありました。 この作品は、2012年の同じプログラムに参加したまあさが、帰国後に製作した映像でした。しかし、まあさはこの動画についてこう言います。 「from311声をつくったプロセスには自信があります。私の身の回りの方々にたくさん助けられました。でも、その材料を集める技術、映像に対する責任がすごく未熟でした。」個人的につながりのあるメディア関係の方にも、酷評だったようです。 だからまあさはこの上映の時も、本当はみんなに見られたくなかったそうです。 しかし、皆からの反応は拍手喝采。ピクサーの方にも高評価でした。 まあさはその時、「ああこれが映画の試写会の雰囲気なのかなって。すっごい気持ちいい!!!こう、目の前が光でぱぁってなって、拍手とか歓声がうわぁってなって、多分妄想だけど、私にはそんくらいに感じた!」と言います。

まあさは一昨年に引き続き、去年のプログラムの帰国後も、映像の作成に取り掛かりました。 その作品は「ラブ・セン ~ツールド東北 高校生ver.~」という、「ツールド東北」イベントのプロモーション映像として作られたもので、TOMODACHIに参加した時に出会ったプロの映像制作の方に「何か企画してみない?」と言われたことがきっかけだったそうです。企画から編集作業、発表、取材、すべてまあさがやったそうです。この作品は前作より、まあさ自身の評価も周りからの評価も高かったようです。(ちなみにこの作品には私も出演してるので、私も贔屓の作品です。)

そんなまあさが今頑張っていることは、なわとびだそうです。

まあさ曰く、「めっちゃ体力使う」らしいです。 選択体育の時間には二重跳びや交差飛び、はやぶさ、色々なことにチャレンジし続けているみたいで、体育の先生もまあさの頑張りには感心しているようです。

今も、受験勉強の傍ら、まあさはやりたいことをやっているようです。(なわとびではなく) 行きたいところに行き、会いたい人に会い、いろいろな刺激を受けているようです。 私も似たような人種なので、だからこそまあさは憧れであり、「キラキラ」した存在なんだと思います。 多くのインスピレーションを受けているまあさの次回作に期待しています。

最後に、まあさに聞いてみました。 「まあさは結局なにになりたいの?映画監督?」

「うーん、映画監督って短く言葉にまとまってるから、いろんな場面で映画監督とは言うんだけどさ。私は、激しい人生が送りたい。もちろん映画も作るけど、でもやってることは大学に行ったり環境がかわったりしても、今とあんまり変わらないと思うんだ。」

本当にゆるーいインタビューでしたが、最後にこの質問の答えが聞けただけで、まあさへのインタビューが成功だったように思えます。(私だけでしょうか。AIMメンバーは怒らないでしょうか。)

まあさは今日も悩みながら突っ走って、キラキラしています。

三品万麻紗 作品 「from311 声」 https://www.youtube.com/watch?v=DXeUfaOrrKg

「ラブ・セン ~ツールド東北 高校生ver.~」 https://www.youtube.com/watch?v=g6NhcmTIhcw

writter 村井旬


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