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第三回特集 尾崎勇款(サスケ)くん

こんにちは!岩手県大船渡市出身の鈴木恵華(ケイカ)です。

只今私は、進学先である東京で学生をしています。

今回私はGWで帰省した際に地元の後輩、最近燃えに燃えている尾崎勇款(サスケ)くんを取材しました。 ここで、少し私の話をさせていただきます。 えーー、私はもともとボランティアが好きで高校入学後、約40回のボランティアを含めた校外活動に参加してきました。その中で、絵本作りのworkshopを企画・運営していた下城茜さんに出会いました。私の地元でも開催してもらいました。茜さんが3月の下旬に大船渡に訪れた際には、「大船渡を考える&カレー作りの会」を開きました。サスケくんを含め地元の友人達とクジラステーションやぶっくらいく、まずもって、底上げyouthなどの方々が集まって下さいました。 4歳から踊りを続けているサスケくんは、中学2年時に最年少の若さで名取になりました。 いろいろな話題が飛び交う中、「俺は踊りで大船渡をピーアールしたい」と。私達が彼の熱い思いに触れたこの日、彼は他地域で活動している学生団体の存在を知ったそうです。 取材させてもらった居場所ハウスで、サスケくんは月2回の日本舞踊のworkshopを始めました。彼は震災後から仮設住宅で生活しています。

「高台への集団移転の話がされている今、ひと間の繋がりに不安を感じる。踊りを通して外側へ地元のピーアールをするとともに、内側のひと間の関わり・繋がりの場を増やしたい。」と話してくれました。 また、彼は7月30日に市内のショッピングセンターでイベントを企画しているそうです。 内容はバンド、書道ガール、合唱、踊りやダンス、ファッションショーなど。

「市内にはまだ学生団体がありません。何かしたいけど始め方がわからない、できそうにないという人が多いように感じる。このイベントの目的は、自分達高校生の元気さや力強さをアピールすることで、周りの人達の原動力になれればと思っている」 どうして大船渡を広めたいのか聞いてみると

「被災地としてみられたくない。俺らは動き出している。自分の町が好きだから、もっとたくさんの人にきて欲しい。」 そう話す彼が、大船渡が内側から動きだす起爆剤になるのだろうと私は確信しています。


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